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高校生の時にオックスフォード大学に研修へ行ってから、この街が大好きになりました。大学時代には3週間の留学と1週間の滞在をしました。オックスフォードで感じた浪漫が忘れられず、関連する本を読んだり、オックスフォード大学 出身の教授のいる大学に入学したりと私の人生の軸になっています。オックスフォードに関する情報を集めるために英語の勉強をし、自分で調べたり、足を運んで得た知識を発信していきたいと思います🎓✒️🇬🇧

オックスフォード大学でのラテン語

オックスフォード大学では中世の時代、ラテン語が学者たちの言語として使用されていました。

13世紀のBalliol college ベリオール・カレッジの規則では、学者はラテン語を話さなければならならす、破った場合は学長が厳しく注意をする。それでも改めなければ、食事の際コモンテーブルに座ることは許されず、一人で食べなければならない。食事のサーブも最後にされる。と書いてあります。

現代のイメージのように、優美な表現のために使われるものではなく、仕事上の言語でした。

ラテン語は中世の時代においても、学問をする上でとても重要でした。ヨーロッパ中の関心を集めるには、ラテン語で書く必要があったということです。

ラテン語は動詞のdoひとつとっても、主語や時間により120もの変化をするそうです。それくらい習得に忍耐を要するラテン語を使っていたとは、驚きです。

また、学生たちは軽いノリでラテン語と母国語を混ぜながら、その地域独特の表現を使用することもあったようです。

今の日本人も英語を混ぜながら話すこともありますが、それと似ているのでしょうか、、😌😌

19世紀頃までは大学の試験の議論に使用することも、学生に求められていましたが、大学が現代化するにつれ、廃止されることとなりました。

 

ローマ・カトリック教会では、読み書きだけや、専門用語としては使われることもあったみたいです。

参考文献 THE UNIVERSITY OF OXFORD A NEW HISTORY. G.R.EVANS, 2010, 

published by I.B.TAURIS.